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随一のマイノリティブランドMOTO GUZZIから新アドベンチャー系STELVIOとV85も刷新!【What's New】

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MOTO GUZZI
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紛れもないグッツィである証し、高度な空気力学デザイン!

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2021年に創立100周年を迎えたMOTO GUZZI(モトグッツィ)。
そのMOTO GUZZIからEICMA(ミラノショー)で2機種が発表された。

STELVIO(ステルヴィオ)はデビュー間もない最新V100 マンデッロのエンジンをベースにアドベンチャー系仕様としたいわゆるバリエーションだが車名にV100がない。
STELVIOは、モーターサイクリストにとって欠かせない目的地で、伝説的な 48 のヘアピン カーブを抜け 2 つの谷を結ぶ有名なアルプスの峠にちなんで名付けられたからだ。
敬意を表す意味でV100を省いたのだという。

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道を選ばないツーリング向けバイクに必要な保護と快適さ。
STELVIOはこのニーズを満たすデザインを選択、とりわけ空気力学は自社で風洞を持つMoto Guzzi の真骨頂で、空気保護、快適さ、ライディングの喜びを最適化するため CFD (数値流体力学) 計算ソフトウェアを使用した 1,500 時間以上のシミュレーションと風洞での数え切れないセッションを重ねた。
ウインドシールドも特別な研究の対象で、2 つのサイド デフレクターの存在により、後方の空気の渦を避けながら流れを偏向する形状となっている。
さまざまな身長に対応するため、最高 150 km/h まで電動で高さを 70 mm の範囲で調整が可能で、紛れもなく Moto Guzzi である証しを物語っている。

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いまや他にない、縦置き90°Vツインで最新テクノロジーを駆使して独自の世界を築いてきたMOTO GUZZIは、マンデッロで水冷DOHC4バルブの最新世代へと進化したそのエンジンをSTELVIOでも搭載、ボア×ストロークが96×72mmの1,042ccで、最高出力が115PS/8,700rpm、最大トルクは105Nm/6,750rpmだが、3,500rpmで82%ものトルクが得られる超ワイド特性だ。

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左側に配置されたアルミ製の片支持スイングアームに内蔵されたシャフト駆動は、V100 マンデッロと比較して、オフロードでの使用に適応した結果、仕様が変わっている。
スイングアームの延長により、スロットルを開いたときの最初の上向きの影響が排除され、スイングアームのリアクションロッドの必要性がなくなったからだ。
特徴的な点のひとつは、スイングアームの支点に 6 度の角度で傾斜した独立したユニバーサル ジョイントが組み込まれていること。
この設計変更により、バイクの中央への配置と重量が軽減され、他の Moto Guzzi モデルにみられる90° の角度とは対照的に、84° の角度に設定されたベベル ギアを備えることとなった。

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またフレームもフロントまわりが強化され、1,520mmとなったホイールベースと25.6°のアライメントによって、よりツイスティーな旋回の連続に対応しやすい設定となった。
ライディングポジションも、より直立した上半身と830mmのシート高でも膝の曲がりが少ないリラックスした設定だ。

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さらにより安全なライディングのために、MOTO GUZZIとしてはレーダーセンサーを初搭載。
レーダー センサー (ひとつはフロント ヘッドライト アセンブリの上に、もう ひとつテールランプ アセンブリの下に配置) がオートバイで使用するために実装されたのはこれが最初だ。
従来の超音波センサーベースの運転支援システムと比較した利点は、照明や環境条件に関係なく、非常に広い視野と信頼性の高い監視にあるという。
追従走行制御 (FCC)、前方衝突警報 (FCW)、死角情報システム (BLIS)、および車線変更支援 (LCA) 機能が稼働する。

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ライディング モードは、ツーリズム、レイン、ストリート、スポーツ、オフロードの 5 つの異なるモードが選択可能。
各モードでは、3 つの異なるエンジン マップ、4 レベルのトラクション コントロール、3 レベルのエンジン ブレーキ、および 2 レベルの ABS コントロールが提供される。
ライダーは自分のライディングの好みに最も適したライディング モードを選択するだけで、使用中の電子パラメータが自動的に最適に調整される。
これらはパーソナライズ設定することもできるので、ライダーは個々の好みに合わせてパラメーターを微調整することができる。

人気のV85系もTTにストラーダやTTトラベルの3仕様に!

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トラベルエンデューロのカテゴリーを確立して、MOTO GUZZIでは人気車種となったV85TT。
従来の進化で派生してきた実績をまとめ、2024年モデルでは3バリエーションとして用意されることとなった。

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新しい Moto Guzzi V85 シリーズすべてのモデルは、空冷 90°縦置き V ツインの853 cc。
可変バルブタイミングの採用によりトルクの増加は 3,000 rpm から顕著になり、トルク曲線全体に及び、 3,500 rpm までに最大トルクの 90%、5100 rpm では83 Nm に達する。
従来の76 hp/7,500 rpm から 80 hp/7,750 rpm へとワーアップも達成している。

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またノックセンサーによって、より低回転域からの容易いスロット操作が可能。
5インチTFTディスプレイの新しいインパネを備えている。
さらにTT トラベルにはアーバン シリーズのサイドケースが含まれていて、大容量 (右側の 37 リットルはフルフェイス ヘルメットを収納可能、左側は 27.5 リットル) を確保、またヒーター付きグリップと、左側のスイッチキューブのコントロールで温度を調整できるライダーシートが標準装備されている。

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SPEC

Specifications
MOTO GUZZI STELVIO
エンジン
水冷4ストロークDOHC4バルブ縦置き90°2気筒
総排気量
1,042cc
ボア×ストローク
96×72mm
圧縮比
12.6対1
最高出力
84.6kW(115PS)/8,700rpm
最大トルク
105Nm/6,750rpm
変速機
6速
フレーム
スチール製ダイアモンド
車両重量
222kg(燃料90% 246kg)
キャスター/トレール
25.6°/116.4mm
サスペンション
F=倒立フォーク
R=スイングアーム+モノショック
タイヤサイズ
F=120/70 R19 R=170/60 R17
全長/全幅/全高
2,195/945/
軸間距離
1,520mm
シート高
830mm
燃料タンク容量
21L
※日本での価格や発売時期は未定。

SPEC

Specifications
MOTO GUZZI V85
エンジン
空冷4ストロークOHV2バルブ縦置き90°2気筒
総排気量
853cc
ボア×ストローク
84×77mm
圧縮比
10.5対1
最高出力
58.8kW(80PS)/7,750rpm
最大トルク
83Nm/5,100rpm
変速機
6速
フレーム
スチール製ダイアモンド
車両重量
Strada:226kg(TT:209、TT Travel:243kg)
サスペンション
F=倒立フォーク
R=スイングアーム+モノショック
タイヤサイズ
F=110/80 R19 R=150/70 R17
全長/全幅/全高
830mm
軸間距離
1,520mm
シート高
850mm(GSスポーツ870mm、ツーリング820-850mm)
燃料タンク容量
23L
※日本での価格や発売時期は未定。