袖ケ浦フォレストレースウェイはコース幅も広々。目の前に拡がるサーキットのスケール感にワクワクしてきます。
サーキット走行といえば、腕に覚えのあるライダーが我先にフッ飛んで走るシチュエーションをイメージしがちです。サーキットも走ってみたいなと思っても、そんな想像をしたら気後れして当然です。
BIKE GATHERINGはそんな心配をせずに、初めの方でも安心してサーキット・デビューして頂けるよう、丁寧な運営を心がけています。
バイギャザは走行枠を皆さんそれぞれのペースに合わせ、エキスパート、アドバンス、ステディ、エントリーの4クラスに分けています。
それぞれのクラスの目安は、エキスパート:サーキット走行歴30回以上、アドバンス:サーキット走行歴10回以上、ステディ:サーキット走行歴5回程度もしくは経験回数に関係なくゆっくりめで走られたい方、エントリー:サーキット走行歴のない初めての方から数回ほどの方々までとしています。
どのクラスも午前中は先導車について走る慣熟走行からスタート。その先導を務めるインストラクターはベテラン揃い。
宮城光さん、友野龍二さん、齋藤栄治さん、塙政則さん、小林龍太さんと、皆さん豊富なキャリアで安心して先導を依頼されたり諸々ご相談に乗ってくださる親しみやすく素敵なキャラクターです。
さらにバイギャザ(BIKE GATHERING)では、各クラスの定員を20名までと少ない設定で運営。他車との間隔をとりやすい、余裕のあるコース状況を心がけてきました。
参加される方々も、お互いを気遣うオトナ同士。まさに「サーキットを楽しく安全に」の想いがひとつになったイベントです。
サーキット走行では欠かせないタイヤの空気圧調整は、ピレリタイヤのサポートをうけることができます。どのタイヤメーカーの製品でも対応可能です。
サーキットがどんなコースレイアウトなのか、イメージトレーニングしてみましょう!
ご覧のように袖ケ浦フォレストレースウェイは、大規模な国際コースと変わらない広々としたコース幅。初めての走行でも緊張せずに、ゆっくり馴染んでいけます。
1コーナー:50km/h以下なら減速せずに曲がれます(曲がりはじめたところから登り坂なので、真ん中あたりから4~6速の2,000rpmでスロットルを開けながら登ります)。外側に速いクラス用の注意喚起の白線があるので、これを左外へ踏み越えないようにアウト側を進みます。
2コーナー:登りの頂点がちょうど2コーナーで先が見えません。曲がりはじめるところでいったん加速をやめて、途中から下り坂になって長いストレートが見えたら、不慣れで速度による恐怖感に陥らないよう5~6速の2,000rpmで走り続けます。ここもアウト側に引かれた白線の内側を走ります。
3コーナー入り口:下りながら右のブラインドに見えているのが、70Rのイン側頂点あたりで4コーナー25Rの入り口まで見渡せるようになります。まだブラインドに見えているあたりで6速のままスロットルを閉じて、70Rのイン側へ近づき、下ったまま続く4コーナーが右なので、左のアウトには慣れるまで行かずにイン側から離れる程度の真ん中を走ります。
3~4コーナー:4コーナーは25Rと小さく曲がっていそうですが、アウト側まで距離があるので余裕のあるコーナーです。入り口では慌てず6→5→4速にシフトして準備。イン側に近づいたら、曲がりはじめたところから登り坂なのでスロットルを開けましょう。コースの真ん中あたりを直進しながら3,000rpm以下で6速までシフトアップしていくと、登りが終わる100Rが見えてきます。
5コーナー:登り坂が終わるあたりの100Rは、その先の70Rから60Rへと下り坂へと変わりながら徐々にきつくなる複合コーナーを控え、このコースでも最もむずかしいエリアです。そのためビギナーは100Rをカーブに沿ってあまり速度を上げずに様子見で少し外側を走り、70Rと60Rに備えます。
6~7コーナー:100Rの大きな登りカーブの頂点を過ぎると、今度は下りはじめて連続した複合コーナーひとつめの70Rに近づきます。少し先の遠くを見ていると、コース縁のアウト側が左のほうへ曲がりを強めているのが見渡せます。わかりにくいですが、これが70Rの入り口です。6速の低回転域から軽く減速しながら5速へシフトダウン。ここから進路をイン側へ変えてコースを横断するように走ると左に(赤と白が交互にペイントされた)ゼブラが見えてきます。この位置で60Rに入ったことになるのと、前方に短いですが幅広な直線が見えてくるので、ゼブラから少しずつ離れて進路を直線アウト側へ向くよう、低回転域の加速をして再び6速へシフトアップしましょう。
8コーナー(100R):左へ曲がる8コーナーは、その手前の短い直線から緩やかに曲がる右100Rからの連続したコーナーとして走ります。まず短い直線から右100Rのイン側をかすめる手前から、6速→5速と減速して55Rの入り口近くで4速まで減速します。100Rのイン側からなりゆきで走ると、55Rの入り口はコース幅の真ん中あたり。そこからイン側のゼブラに近づくよう左へ左へと曲がっていきながら低回転域の穏やかな加速で旋回を安定させます。ゼブラが終わったあたりで、少しゼブラから離れた位置にいると、次の25Rヘアピンへのアプローチがやりやすいラインといえます。
9コーナー(ヘアピン):小さく曲がりながら180°方向転換するまで曲がり続けるヘアピンは、走り方が難しいカーブのひとつ。手前で減速が必要で、4速もしくは3速までシフトダウンしますが、2速以下はスロットルに敏感すぎて扱いにくいので3速以上で進入してください。はじめはアウト→イン→アウトを走ろうとしても、すぐイン側に近くなったり、イン側へ近づけないままだったりしがちです。あまり気にせず浅いバンク角で、やり過ごすくらいの気持ちで走りながら慣れていくのを待つのが一番。
10コーナー(最終コーナー):最後のコーナーは登り坂で出口が見えないブランドカーブ。ヘアピンから加速して5~6速で近づいたら、早めにゆっくりブレーキを使わない減速で、入り口のアウト側からイン側ゼブラへ近づくラインを走ります。登りきると一番長い直線のホームストレートです。その直線が見えたらコース幅の左側へ膨らむ旋回で加速します。
至極のハンドリングと伝説の名車MVアグスタを、参加者の皆さんがコース上で先導車つきの試乗ができるスペシャル企画は次回も開催!お申し込みは当日、MV AGUSTAテントにて!
エンジンのシリンダー角度や軸配置、その重心位置から前後のアライメント設定まで、人間の感性への馴染みやすさを最優先するMVアグスタ。
ミリ単位の僅かな違いにも妥協しないハンドリングは、乗ればわかる常に安定感と楽しめる醍醐味でまさに別格。
そんな珠玉のマシンをサーキットでお試しになれる、夢のような企画に毎回満員御礼状態。ご希望の方は当日会場のMVアグスタのブースでお申し込みください。
またエントリークラスの方々には先導走行の時間枠の度に、インストラクターが懇切丁寧にコースの走り方を説明する時間を設けます。わからないこと、不安に思うことをぜひクリアしてください。
YouTubeでお馴染みのRIDE LECTURE。バイギャザでは会場でネモケンから直接アドバイスをうけることができます。実際に手取り足取りだとわかりやすさは段違い。とくにチカラの抜き加減、どこをどうすれば体幹で重心を変えられるか等々、皆さんが納得するまでお付き合いします!
2024年の10月と11月に開催するスケジュールは以下の通りです!
• BIKE GATHERING.026 10月19日(土)
• BIKE GATHERING.027 11月16日(土)
1ヶ月前までエントリー費用が据え置き、早めのお申し込みがお得です。
BIKE GATHERINGでは運営維持のため9月14日開催分より、1ヶ月前からのお申し込みを35,000円(税抜き)、U34も24,000円(税抜き)にそれぞれ価格改定をさせて頂きます。
既にお申し込みをされた方はそのまま追加費用は発生しません。また1ヶ月以上前のお申し込みも、従来通りの30,000円(税抜き)、U34も20,000円(税抜き)と据え置きにさせて頂きます。
ご理解のほど、何卒よろしくお願いを致します。
下記で各回の特別企画などをお知らせしています。
RIDE HI X:@ride_hi
RIDE HI Facebook:@ridehi.official
詳しいご案内とお申し込みはコチラ!
- 更新日
- 2024/09/17
- 公開日
- 2024/09/09