1960年のビッグベアランを制した500ccフューリーにインスパイアされたアーバンスクランブラー誕生!

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ロイヤルエンフィールドは、空冷650ツインのシリーズへ新たにBEAR 650(ベア ロクゴーマル)をリリースした。
このマフラーがアップでもセンターアップでもないスクランブラースタイルは、1960年にカリフォルニアの苛酷な砂漠レース「ビッグ ベア ラン」に出場した16歳だったエディ・マルダーが、765台のエントリーで完走わずか197台のサバイバルレースに勝利、その彼が乗っていたロイヤルエンフィールドの500ccフューリーの伝説からイメージを抽出したフォルム。

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このコンセプトに基づいてデザインされたBEAR 650は、既に定評のある空冷SOHC4バルブ650ツインをベースに、新たに排気系を2-1集合マフラーでサイレンサーを右側にマウント、最高出力47bhp(34.6kW)/7,250rpm、最大トルク56.5Nm/5,150rpmと主に中速域のトルクを向上させているという。

舗装路を外れちょっとしたオフロードを楽しむために、フロントには130mmストロークのSHOWA製USD ビッグピストン倒立フォーク、リヤにも115mmストロークのSHOWA製2本サスを装備。184mm と最低地上高を広げ、デュアルパーパスタイヤを装着したフロント19 インチ、リヤ17 インチの組み合わせと相まって、スクランブラーらしさを演出しながらオフロードへの備えを伝えてくる。

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車体色はBoardwalkWhite、GoldenShadow、PetrolGreen、WildHoney、TwoFourNineの5色。
日本へのデリバリー開始の時期や価格はまだ発表されていない。

サバイバルなアドベンチャーバイクや、ストリートスクランブラーなど、オフロードの外装を取り込んで広範囲に使われるイメージをアピールするカテゴリーが確立されてきたが、このBEAR 650はビンテージ発想ながら新しさを予感させ幅広い層に受け容れられるだろう。

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このレガシーにインスパイアされたBEAR 650 は、最新のトリッパーダッシュを搭載。全く新しいTFT ディスプレイは移動中でも簡単に視認できるシンプルなユーザーインターフェイスと操作性を備え、ブラックのアルミニウム製スイッチキューブとジョイスティックは簡単かつ直感的な操作でトリッパーダッシュを使用することが可能という。
新しい価値観を躊躇することなくレガシーモデルへ搭載してしまうあたり、いかにもロイヤルエンフィールドらしさを象徴している。

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