趣味のバイク、いかに刺激的かということが大事な要素のひとつだろう。
機能に刺激を求めるのか。スタイルに刺激を求めるのか。その両方を求めるのか。
充実したバイクライフを送るには、どこに醍醐味を見出すかは大事なポイント。
ライダーは何に刺激を求め、そもそも面白いバイク、刺激的なバイクってどんなバイクなのか探っていく。
バイクは究極のマイノリティ。そんな趣味性を楽しむ。
いま世界的にアドベンチャーのカテゴリーが流行り、どのメーカーもラインナップに加えています。
またスーパースポーツといえば、レーシングマシンを標榜したいわゆるレプリカスタイルが30年以上も主流だったのが、頂点の性能なのにビンテージなカフェスタイルに流れが変わろうとしています。
できれば他人が乗っていないバイクが欲しかったりとマイノリティ好きなバイク乗りが好むカテゴリーは多岐に及びます。
そんな変遷を振り返ると自分が好きだった傾向がどう変わってきたかもわかって、次に欲しくなる機種が浮かんでくるかも知れません。
そんな物欲の春に向けウォームアップの話題を揃えました。
試乗したのは、表紙のTRIUMPH SPEEDTRIPLE 1200RとMV AGUSTA SUPERVELOCE S、TRIUMPH TIGER SPORT 660。また、懐かしいDUCATI 750 F1のまるで250ccの乗りやすさに感動したり、平山ことみさんは気になっていたKTM 890 DUKEに乗りました。
春に久しぶりに乗るとき「やってしまわない」ために、「バイク、転ばぬ先の杖」と題して立ちゴケ防止と初心者向けUターン、軽微な転倒から愛車のダメージを減らすスライダー紹介もあります。
そして幻のバイクがいよいよ生産をスタートさせたのを機にBrough Superior Lawrence アラビアのロレンス をリポートしました。
他にも
・Royal Enfield HIMALAYAN 90° SOUTH - Quest for the Pole
・K-FACTORY 痒いところに手の届くパーツたち
・INDIAN MOTORCYCLE 海外カスタムシーン
・KUSHITANI STYLE 極寒の冬山へ、さらなる可能性を実験
・SHORAI LiFePO4 Battery
・IXONが掲げる“Ride Your Way”の先へ
・石橋照久さん×DUCATI 450 DESMO
・MOTO CORSE DUCATI MONSTER+
・DAINESE D-Air
・ライドテクノロジー「ボア×ストロークでナニが変わる?」
・宮城光のアドベンチャーDays⑦
などの話題を掲載。
バイクメディア『RIDE HI』デジタル領域注力のお知らせ
平素は小社バイクメディア『RIDE HI』をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。
さて、2020年10月に『RIDE HI』はWEBメディアを中心にYouTubeやイベント開催に雑誌発行の4軸でスタートさせていただきました。
そしてこの度、編集部のリソースをよりデジタル領域へシフトするため、雑誌発行を今回の第9号(2月1日発売)をもちまして、一時的に休刊することといたします。
今回のデジタル領域への一本化により、WEBやYouTubeでさらなる濃密な情報の提供に加え、ユーザー体験とファンコミュニティとして重要視して参りましたイベントに関しても、一段と活性化させていく所存です。
今後ともバイクを愉しむライフスタイルをサポートするメディア『RIDE HI』に、倍旧のお引き立てを賜りますようお願いを申し上げます。
RIDE HI プロデューサー 根本 健