次世代CBへの期待感。タンクからシートに流れるようなFのデザイン。復活なるか?
AMAを駆ったフレディ・スペンサー、バリバリ伝説などFの伝説は数知れず。そんなFのイメージをスポーツネイキッドであるCB1000Rをベースに実現。果たして市販化となるのか?
インテグレーテッド・ストリームラインと呼ばれる、燃料タンク、サイドカバー、テールカウルが一体となったデザイン。当時は革新的なデザインだった
2020年の大阪・東京モーターサイクルショーで発表予定だったのがこのCB F Conceptだ。現在リッタークラスのCBシリーズは大きく分けて3種類。CB1300シリーズ、CB1100シリーズ、そしてCB1000Rだ。
スチールフレーム に2本ショック、そして並列4気筒エンジンを搭載するCB1300、CB1100シリーズはロングセラーであり、近年もアップデートは行われているものの革新的な変化はない、次世代として期待されたCB1000Rだが、ヒットには至っていない。
そんな中、やはり気になるのは次世代CBへの期待感。CBはこれからどのようになっていくのだろう?
CBの歴史は長い。世代やキャリアによって思い出のCBは異なる。でも、思い出のCBとして上位にランクインするのは、このCB F Conceptのベースとなっている1979年に登場したCB750F、CB900Fに違いない。
エンジンはワークス耐久レーサーのRCBと同時開発したDOHC4バルブ4気筒、タンクからシートに流れるようなボディラインは本当に美しかった。
CB F ConceptのベースはCB1000Rだが、外装の交換でイメージを一新。片持ち式スイングアームやモノショックが現台風Fのイメージを強調する。
ベースはCB1000Rのため、走ったフィーリングは大きく違わないはずだ。CBR1000RRベースのエンジンはピックアップも鋭い
LEDだと思われる丸型ヘッドライト。装着位置も高めでF雰囲気を追求する
シンプルでワイドなアップハンドルがFの雰囲気。スペンサーの豪快なライディングが思い浮かぶ
エッジの効いた特徴的なタンク。エンジンは998cc水冷DOHC4気筒。メーターは現代的なカラー液晶を採用する