クラスを超えた質感と迫力を強くアピール!
’80~’90年代の“レプリカブーム”で人気を博した250cc4気筒マシンは姿を消して久しいが、じつに30年ぶりの完全新設計の4気筒エンジンを搭載したNinja ZX-25Rを、2020年にカワサキがリリース。
古くからのライダーには懐かしく、近年乗り始めたライダーには極めて新鮮な4気筒サウンドとライディングフィールが、大きな注目を集めている。そんなZX-25Rをいっそうスタイリッシュに仕上げ、スポーツ走行や今後増加するレース参戦にも対応する数々のパーツをマジカルレーシングが開発。
カーボントリムスクリーンはウインドプロテクションを高めるのはもちろん、大きなラムエアダクトが特徴的なフロントビューの迫力をいっそう強調し、クラスを超えた質感を演出する。マジカルレーシングによると、かつて250ccクラスのパーツはコスト的にFRP製を選択するユーザーが多かったが、近年はこのZX-25Rを筆頭にカーボン製の方が販売数が増加しているという。そんなユーザーの意識変化にも合わせ、いっそうこのクラスの質感向上に役立つパーツの開発に力を入れるとのこと。
ちなみにカーボンパーツは平織りと綾織りをラインナップし(表記価格は平織り製品)、従来通りリーズナブルなFRP製も用意している。
※プライス表記はすべて税込み価格です
カーボントリムスクリーン
2万5,300円~
スクリーンエンドはSTDより約3cm高く、より防風効果を向上し、伏せた際にスクリーンにしっかり“潜れる”ため最高速もアップする。トリムのカーボン部分は平織りと綾織りの2種、スクリーンはクリア、スモーク、スーパーコートの3種を用意する
レーサーレプリカミラー
3万4,100円~
アッパーカウルにマウントするレーサーレプリカミラーは、ヘッド(鏡体)の形状が6種あり、素材は平織り/綾織りカーボンおよびグラスファイバー繊維を織り込んだGシルバーの3種を用意。ステムも3種の長さと、それぞれにエルボ(折れ曲がり)を設けたタイプをラインナップ(アルマイトカラーはシルバーとブラック)し、車種ごとに対応するフィッティングプレートが揃う。
撮影車が装着するのはヘッド:TYPE-1、素材:平織りカーボン、ステム:エルボ―ロングステム・ブラック、フィッティングプレート:Bタイプの組み合わせで4万1,800円
タンクエンド
2万3,100円~
ブレーキングからコーナリングまでフォームを安定させる、下半身ホールドに適した側面のエッジを強めた形状のタンクエンド。激しいフォーム移動にも対応する、剛性の高い中空モノコック構造となっている
フロントフェンダー
2万6,400円~
フロントフォークのインナーチューブを飛び石などからしっかり守る、フォークガード一体式のフロントフェンダーは、空力も強く意識したオリジナル形状
アンダーカウルトレイ
4万6,200円~
サーキットのスポーツ走行やレース参戦にも必須のオイルキャッチ構造で、ノーマルマフラーに対応
リヤフェンダー
2万8,600円~
フェンダー部をSTDより延長することでリヤサス周り等への泥ハネの抑止効果を向上し、後輪周りの整流効果もアップ。チェーンガードと一体形状
フェンダーレスキット
2万3,100円~
テール周りをコンパクトでシャープに演出するフェンダーレスキット。ウインカーやナンバー灯は純正パーツを使用する
マジカルレーシング
FRP製のレーシングカウルをはじめ、カーボン製のエクステリアなど、日本を代表するボディワークのブランド。ウエットカーボンならではの細やかな造形と、強度と軽さを両立し、美しい仕上げとリーズナブルな価格も魅力。超軽量カーボンホイール「BST」のオフィシャルサプライヤーを務め、グループにはサスペンションチューニングショップ「44ハイネス」も所属。バイクパーツ以外では宅配用のデリボックスやパラリンピック選手用の機材も製作する。ストリート系やクラシック系用のパーツブランド“TCW”を立ち上げた