attachmentfile-file-3299.jpg
カスタム&パーツ
KAWASAKI Z900RS
MAGICAL RACING

【マジカルレーシング×Z900RS】ネオレトロでもレーシングでもないZ900RSの新たな装い

安易に真似できない難易度の高い形状にもチャレンジ

マジカルレーシングはボディパーツメーカーの草分けだけに、スーパースポーツ系は新型車登場から間を開けずに製品開発・販売を行うが、Z900RSにおいては“息の長いモデルになる”という確信から、じっくり腰を据えて構想を練ったという。

また名車“Z1”を追ったデザインだと既存のモノや他との差別化が図れず、空力や軽さといった機能を追求するとスーパースポーツと同じ形状になる。これもZ900RSの立ち位置と異なるため、構想に時間を要した。

そして、バイザースクリーンやフェンダーに採用した細く湾曲したリブ断面のステーなどは製作の難易度がかなり高く「職人が10人いるとして、作れるのは3人くらい。大変だけどこれからはこういうモノ作りが必要」と同社代表の蛭田さんは語る。

パーツの組み合わせで、Z900RSをシックにもスポーティにも仕上げることが可能。また、ボディパーツだけでなく、ハンドルやホイール、ミラーなどもカーボン化が可能。

特にホイールのカーボン化は走りに大きく貢献。ハンドリングが軽快になるだけでなく、ブレーキも良く効くようになるし、サスペンションの動きも良くなるし、取り回しも楽になる。

レース系の外装パーツとは異なるアプローチで挑んだ意欲作の数々が、ネオレトロのジャンルに新風を吹き込む。

※プライス表記はすべて税込み価格(2021年1月現在)

magicalracing_z900rs_210202_01.jpg

MAGICAL RACING Z900RS

magicalracing_z900rs_210202_02.jpg

バイザースクリーン
4万1,800円~

ビキニカウルと一線を画すデザインで、カーボン製のベース部分(平織り/綾織り)は複雑なステー状に造形し、重ねる配置でスクリーン(クリア/スモーク/スーパーコート)をセットする

magicalracing_z900rs_210202_03.jpg

カーボンハンドルバー
3万800円
ハンドルバーエンド
8,250円

ドライカーボン製のハンドルバーは、絞りの浅いスポーティなタイプ1(全幅:760mm、絞り角:23°、ハンドル高低差:68mm)と、リラックスできるタイプ2(全幅:760mm、絞り角:25°、ハンドル高低差:90mm)の2種を用意。デザインがマッチするバーエンドは、アルミの本体(シルバー/ブラック)にカーボンリング(平織り/綾織り)を組み合わせる

magicalracing_z900rs_210202_04.jpg

NK1ミラー
3万4,560円~

ネイキッド車のカスタムで人気の高いマジカルレーシングの定番商品。カーボン製の鏡体を6種類用意し、ステムの長さやエルボの有無も選択できる。装着品はクラシカルな丸型のタイプ6ヘッドにスーパーロングエルボステムをセット。鏡体は平織り/綾織り/Gシルバーの3種、ステムはシルバーとブラックをラインナップ

magicalracing_z900rs_210202_05.jpg

フロントフェンダー
3万9,600円~

フォークガードを兼ねるステー部分を立体的に造形し、フェンダー本体と別構造とすることで“甲冑”のような強靭なイメージを持たせた。平織りと綾織りを用意

magicalracing_z900rs_210202_06.jpg

ラジエターシュラウド(左右セット)
2万6,400円~

STDが装備するステム周囲を覆う黒い樹脂製カバーを廃し、ラジエター側面を整流するシュラウドと一体化したことで、レトロと異なるスタイルを生み出す。平織りと綾織りを用意

magicalracing_z900rs_210202_07.jpg

シートサイドカバー(左右セット)
3万5,200円~

いわゆる“Z1風”のデザインから脱却したサイドカバー。写真のダクト付きの他に、フラットなダクト無しもラインナップする。平織りと綾織りを用意

magicalracing_z900rs_210202_08.jpg

テールカウル
2万900円~
フェンダーレスキット
2万900円~

テールカウルは長さと幅を拡大して迫力アップ! フェンダーレスキットでリヤ周りをスッキリ演出。いずれも平織りと綾織りを用意し、ペイントベースに適したFRP製(テールカウル:1万1,000円、フェンダーレスキット:1万3,200円)もあり

magicalracing_z900rs_210202_09.jpg

アンダーカウル
4万6,200円~

小振りなアンダーカウルは敢えてオイルキャッチ機能を持たせず、近代的なネイキッドのエンジン周りをシャープに魅せる形状を狙った。純正マフラーに対応(写真のケイファクトリー製マフラーを装着するために小加工を施す)。平織りと綾織りカーボンの他にFRP製(3万800円)も用意

magicalracing_z900rs_210202_10.jpg

リヤフェンダー
3万800円~

チェーンケース一体のリヤフェンダーは、200サイズの後輪も装着可能なワイドタイプ。STDより8cmロングで、雨天時のタイヤからの巻き上げもしっかり防ぐため、リヤサス周りが汚れにくい。平織りと綾織りカーボンの他にFRP製(2万900円)も用意

magicalracing_z900rs_210202_11.jpg

BSTカーボンホイール「ブラックマンバ」(前後セット)
61万6,000円

圧倒的な軽さと強度を備える、BST社のカーボンコンポジットホイール。サイズはフロント:3.5×17、リヤ:6.0×17。ストレートで細身の7本スポークが“カワサキZ”のイメージにマッチする

マジカルレーシング
FRP製のレーシングカウルをはじめ、カーボン製のエクステリアなど、日本を代表するボディワークのブランド。ウエットカーボンならではの細やかな造形と、強度と軽さを両立し、美しい仕上げとリーズナブルな価格も魅力。超軽量カーボンホイール「BST」のオフィシャルサプライヤーを務め、グループにはサスペンションチューニングショップ「44ハイネス」も所属。バイクパーツ以外では宅配用のデリボックスやパラリンピック選手用の機材も製作する

custom_magicalracing_201001_11.jpg
協力/ マジカルレーシング