3車種の限定モデルがデビュー!
2022年で創業120周年を迎える老舗バイクメーカーのトライアンフが、人気モデルのスラクストン、ストリートツイン、ロケット3の3車種の限定車両を発表した。
3車種はそれぞれカスタムが施され、より特別感の高いモデルとなっている。
スラクストン RS トンアップ エディション
Thruxton Ton Up
1950年代から1960年代にかけて流行したトンアップボーイズ(バイクとロックを中心としたサブカルチャー)と呼ばれていた若者文化やマン島TTでプロダクションバイクで初めて100mphのラップレコードを記録したマルコルム・アップヒルにインスパイアされたモデル。スラクストン RS トンアップ。
カフェレーサースタイルと、「100」と書かれたテールが印象的な1台。
ボンネビル1200のエンジンを搭載し、最高出力105ps/7,500rpm、最大トルク112Nm/4,250rpmを発揮する。また、フロントサスペンションはショーワ製のφ43mmフルアジャスタブル倒立フォーク、リヤサスペンションはオーリンズ製のフルアジャスタブルツインショックを装着し、快適なハンドリングをもたらす。
ブレーキもフロントはブレンボ製M50ラジアルモノブロックキャリパーに310mm経のダブルディスク、リヤにはニッシン製の2ピストンフローティングキャリパーを装着して高い制動力とコントロール性を実現。
このように、見た目だけではない性能も兼ね揃えている。
ストリートツイン EC1 エディション
Street Twin EC1
イギリス・ロンドンのイーストエンドのカスタムクラシックバイク文化にインスパイアされたストリートツイン EC1 エディション。EC1はロンドンの郵便番号であり、歴史的な通りからインスピレーションを得ている。
自分好みのカスタムを施すオーナーが多いストリートツインに、ロンドンで人気のモダンクラシックのカスタムが組み合わさり美しいルックスの車両に仕上がる。
900ccのボンネビルツインエンジンは最高出力65ps/7,500rpm、最大トルク80Nm/3,800rpmを発揮し、低回転からの大トルクで気持ちの良い加速感を演出する。765mmのシート高は足着き性を向上させ、大型バイクに慣れていないライダーにも安心感を与える。
また、2015年に発売されて以来、80%以上のオーナーがトライアンフ純正アクセサリーを装着するほどそのカスタム性の高さも人気のモデルだ。
ロケット3 221 エディション
Rocket 3 GT 221
Rocket 3 R 221
221エディションの221は、ロケット3の最大トルク221Nmを表している。そんなロケット3の圧巻のパフォーマンスを表現しているのが今回の限定モデルだ。
2,458ccのエンジンは最高出力167ps/6,000rpm、最大トルクなんと221Nm/4,000rpmと世界最高峰の大トルクを発揮する。
今回の限定モデルで特に注目したいのは、そんなハイパフォーマンスマシンをアピールするタンクのグラフィックだ。そこにはロケット3 221 エディションのスペックが書かれ、その最高峰のスペックをこれでもかとアピールしている。
ロケット3のインプレッションは、こちらをチェック!
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