“着せ替え”で楽しむ、カスタムの新たな手法
カワサキZ系のリプロダクションパーツやカスタムパーツで有名なドレミコレクションは、Z900RSが発表された2017年の東京モーターショーで、カワサキブースで同時にカスタムモデルを発表。一見してZ1のオマージュとわかるカスタムだったが、Z1を知らない若い世代のライダーにも高い支持を得た。そのカスタムモデルに装着していたパーツを順次市販化していき、それらをセットにしたのがこのデモ車だ。
パーツ群の中でも注目されるのが、スチール製のインナータンクを用いた「Z1 Style 外装カバーセット」で、Z1のフォルムを見事に再現し、Z1/Z2のすべてのカラーリングを“着せ替え”感覚で楽しめる画期的なカスタム手法だ。
さらに同社では、このスチールインナータンクを用いて、ローソンレプリカことZ1000RとGPZ900R Ninjaの外装キットも開発中で、こちらも期待大！
※プライス表記はすべて税込み価格（2021年11月現在）
すべてのZ1カラーとスタイルを“着せ替え”て楽しめる
スチールインナータンク
5万4,780円
Z1 Style 外装カバーセット
17万500円
このインナータンクに交換することでZ1 Style 外装カバーセットをボルトオン装着できる。スチール製で容量14L。タンクキャップや燃料ポンプはノーマルタンクから移設して使用。FRP製の外装カバーセットは燃料タンク（カバー）、シートカウル、サイドカバー、およびインジェクション部をカバーするサイドカバー フロントセクションのセットになり、デモ車の“赤タイガー（Z1A）”や写真の“青玉虫（Z1B）”の他、初期型の“火の玉／イエローボール（Z1）”、“茶玉虫（Z1B）”、“黄タイガー（Z1A）”の各色をラインナップ。無塗装のペイントベース（8万7,780円）も用意する
Z1 Style シートAssy
2万8,600円
Z1 STD鉄メッキリヤフェンダー赤ランプセット
4万3,780円
フェイクツインショック
2万6,400円
シートAssyはZ1タイプの表皮に張り替えただけでなく、スポンジも長距離でお尻が痛くならない専用品。ドレミシートカウル用の他に、ノーマルカウル用もリリース。Z1タイプの鉄製フェンダーとテールランプのフルセットも用意。マフラーステーとして機能するフェイクツインショック（無可動）は、シートとリヤタイヤの“隙間”を埋めるドレスアップパーツとして人気アリ
ドレミコレクション
1987年に“旧車を飾る喫茶店”としてオープンし、ほどなくバイク専門店に転身したドレミコレクション。カワサキZ系を中心にリプロダクションパーツやカスタムパーツを多数用意し、ゼファー用の外装キットやミニモトのKSRベースのNinja外装キットも人気を博す。ハヤシやモーリスなどZ現役時代の人気ホイールや、ヨシムラとコラボしたアップタイプ4本出しマフラーなどの復刻カスタムパーツも多数リリースする
