日本国内導入予定は2022年春頃!
カワサキヨーロッパから9月27日22時(日本時間)に発表されたZ650RS。翌、9月28日には、日本でも正式なリリースが出された。
ここ数年、大人気のZ900RSの弟分として発売されるZ650RS。2気筒になり、コンパクトな印象を受ける。
カワサキに限らず、トライアンフのトライデント660やヤマハのMTシリーズなど最近はミドルクラスが多くリリースされているように感じる。大型クラスを席巻するZ900RSと同じように、人気のモデルとなっていくのだろうか?実際にその乗り味を感じてみたい1台だ。
今回はそんなZ650RSを写真で見てみよう!
以下、プレスリリースより
川崎重工は、レトロスポーツ「Z650RS」の2022年モデルを2021年秋より導入国で順次発売を開始します。
「Z650RS」は、各国で高い評価を受けている「Z900RS/Z900RS CAFE」に続く、新たなレトロスポーツモデルです。レトロスポーツをカジュアルに楽しめるよう、コンパクトな車体パッケージと普遍的な美しさに現代的な要素も取り入れたレトロモダンデザインを採用しています。
<主な特長>
(エンジン・車体)
1. 低中速回転域を重視した並列2気筒エンジン
日常での扱いやすさを高めた、649cm3水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。低中速回転域におけるスムーズな出力特性と豊かなトルク、スムーズで軽快なスロットルレスポンス、優れた燃費性能を実現しています。
2. バランスの良いハンドリング
軽量でスリムなトレリスフレームと、自然で軽快な乗り心地を追求したサスペンションセッティングの組み合わせにより、レトロスポーツモデルにマッチするバランスの良いハンドリングとしています。
3. リラックスしたライディングポジション
ワイドでフラットなハンドルバーを高めに配置し、アップライトなライディングポジションを実現。また、先端を絞ったシート形状や、ステップの位置を最適化することで、足元のゆとりも確保。自然で快適なライディングポジションが、幅広いライダーに扱いやすさと高いコントロール性を提供します。
4. 足つき性と取り回しの良さ
スリムな車体と低く抑えたシート高による足つき性と、押し歩き時などでは軽い車重が取り回しの良さを高めています。
(スタイリング・装備)
1. スリムなフューエルタンク
スリムなフューエルタンクデザインが、コンパクトな車体パッケージを実現
2. コンパクトで水平なテール
「Z650RS」のテールセクションは水平方向を強調したデザインとし、レトロスポーツモデルのイメージを強調。また、「Z900RS」よりも短いテールセクション、コンパクトなシートなどが、軽快でカジュアルなスタイリングに仕上げています。
3. 丸型LEDヘッドライト
レトロとモダンが融合したデザインの丸型LEDヘッドライトを採用。本体は2室に分かれており、両方にポジションランプを装備することでレトロなバルブ(電球)式ヘッドライトと同様、ライト全体が点灯しているような光り方を実現。厚みのあるヘッドライトリングにはグルービング(溝加工)が加えられ、現代的な雰囲気を加味しています。
4. スポークスタイルのホイール
Z900RSのデザインを踏襲したスポークスタイルのキャストホイールは、軽量化とスタイリッシュさを高い次元で両立し、レトロスポーツモデルにふさわしいデザイン性とハンドリング性能を向上させています。
5. 2眼メーター+多機能型液晶インストゥルメントパネル
メーターユニットには、アナログ式のスピードメーターとタコメーターに加え、中央に多機能型液晶インストゥルメントパネルを装備。レトロな外観と現代的な機能を両立しています。
SPEC
- Specifications
- KAWASAKI Z650RS
- エンジン
- 水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ
- 総排気量
- 649cc
- ボア×ストローク
- 83×60mm
- 圧縮比
- 10.8対1
- 最高出力
- 50.2kW 68ps/8,000rpm
- 最大トルク
- 64Nm 6.5kgf・m/6,700rpm
- 変速機
- 6速
- フレーム
- ダイヤモンド
- 車両重量
- 187kg
- サスペンション
- F=テレスコピックφ41mm正立
R=リンク式モノショック - ブレーキ
- F=φ300mmダブル R=φ220mm
- タイヤサイズ
- F=120/70ZR17 R=160/60ZR17
- 全長/全幅/全高
- 2,065/800/1,115mm
- 軸間距離
- 1,405mm
- シート高
- 820mm
- 燃料タンク容量
- 12L
- ※スペックはすべて欧州仕様