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このバイクに注目
MV AGUSTA
2024model

MV AGUSTAはエンジン軸配置から車体のロール運動を最優先する徹底ぶり!【このバイクに注目】

Photos:
MV Agusta,RIDE HI Archive

前後に短く上下に伸びたエンジン軸配置はすべてハンドリングのため!

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MVアグスタの新世代エンジンは、基本的に前後に短く上下に長い。
これは旋回でよく曲がるショートホイールベースを前提に、コーナリングのスピードが高くなってリヤサスが沈んでも、トラクションの鍵を握る必要なアンチスクワット設定を維持するためスイングアームを可能な限り長くとりたいからだ。
このコーナリング最優先の設計思想のため、MVアグスタはシリンダー背面にクラッチを配置、こうすることでクランクシャフトの直後にチェーンを駆動するスプロケットが位置する。
それだけではない。ウォーターポンプなど補機類も上下に配置、エンジン全体のフォルムを車体がリーンなどロール運動する動きを妨げない軸配置や重量分布を徹底しているのだ。

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だからF3をライディングすると、キャリアの長いライダーに「エンジンがいない!」と言わせる。
重く回転すると慣性モーメントが大きくなるクランクシャフトをはじめ、後輪の接地点から前輪を支えるステアリングヘッドへと貫くロール軸そのままの動きにならないのがフツーだからだ。
直立から浅いバンク角へリーンしたとき、30°あたりから深くバンクするときに、手応えが変わる主な理由がこれ。
このMVアグスタの手応えに変化を感じさせず、あらゆるアクションに軽快かつ素直というのは、それこそコーナリングのためにすべてを最優先する本モノのレーシングマシンだけだ。

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そして超コンパクトな3気筒エンジンのクランクは逆回転。
これは急加速のウイリーを抑えるためと、エンジンブレーキ効果が働くときスイングアームのピボット軸を下へ抑えるという、ライダーのアクションを助けるGPマシン専用のテクノロジーだ。

ツーリングスポーツもネイキッドも特別なハンドリング!

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こうしたF3の基本構成をベースとした、スーパーベローチェやブルターレにドラッグスターなど、バリエーションモデルの素性が他のバイクと大きく違うのも当然だろう。
つい先日発表になったスーパーベローチェの新色も、このポテンシャルをそのまま受け継いでいる。

そして超コンパクトな3気筒エンジンの逆回転クランクで、加速のリフトを抑えた特性や、中速域のいかにも路面を掴みやすいパルシブな鼓動によるトラクション効率の高さなど、ここまでハンドリングを最優先して設計開発するマシンは他にない。
それはキャリアに関係なく、乗ればわかる違いとして人々を説得する。

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そんな独自の感性を依然として継承する最新のMVアグスタのマシンたち。
乗ればわかるその価値を皆さんに知ってもらおうと、このブランドに資本参画したKTMグループが、RIDE HI主催のBIKE GATHERINGにエントリーされた方々限定で、サーキット試乗(先導車つき)をして頂く企画を今シーズンは毎回実施している。

先導つきだが、広々としたコースでリラックスして試乗できるので、その呆気ないほど軽快で素直なハンドリングをすぐ感じることができるはず。
ビギナーでも安心して参加できるRIDE HIバイギャザで、初のサーキット体験を楽しみながら、名車MVアグスタの試乗ができるこのチャンスにぜひ!

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詳しいご案内とお申し込みはこちら https://ride-hi.com/event-info/bike_gathering_025.html

▶▶▶詳しいご案内とお申し込みはこちら▶▶▶BIKE GATHERING.0232024/09/14(土)